「禁煙すると飯が美味くなる説」は巷でよく言われています。
タバコをやめると食事が美味しくなると。
この説はウソです。
私の実体験を元に、その根拠を話していきます。
(※本記事は個人の感想です)
味覚や嗅覚が正常になる
食事が美味しくなる説の根拠として、タバコでやられていた味覚や嗅覚が回復することが挙げられます。
美味しいものをより美味しく感じられると。
ただ逆もあって、美味しいと思ってたものが実は不味いという場合もあります。
そう考えると、「禁煙すると食事が美味しくなる」とは一概には言えないですよね。
私自身、タバコをやめてからは加工食品をあまり食べなくなりました。
加工食品の微妙な臭みや人工的な味に気付けるようになったためです。
毎日美味しいものばかり食べている人は「食事が美味しくなる」かもしれませんが、逆もありえるはずです。
味覚が鋭くなるなら、嫌いな食べ物はより不味く感じられるでしょうし。
食事はどうでもいい
ある喫煙者がこんなことを言ってました。
「食事はどうでもよくて、食後の一服をするために食事をしている」と。
非喫煙者からすると衝撃な発言かと思いますが、この気持ち、めちゃくちゃ分かります。
食後の一服って美味しいんですよ。
喫煙者はタバコを吸うまでが食事です。
そんな喫煙者が禁煙すると、食後の一服という楽しみがなくなってしまいます。
今まではタバコ込みで100%だった満足感が、禁煙すると食事だけに100%があてられることになります。
要は、食事による満足度が高くなるということです。
これが「食事が美味しくなる説」の正体です。
食事が楽しくなる
「食事が美味しくなる」のではなく「食事が楽しくなる」が正しいです。
脳科学的に言うと、今までは食後のタバコを吸わないと出なかったドーパミンが、食事だけで分泌されるようになります。
これについてはこちらの本に詳細が書いてあります。
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というより今回のブログはこの本をかなりトレースしています(^_^;)
太るから禁煙できない
私はタバコをやめて2年以上経ちます。
まだたった2年ですが、もう十分禁煙できたかなと。
それまでは長くても3週間で挫折していました。
失敗の原因は色々ありますが、喫煙する言い訳の1つが「太りたくない」でした。
「食事が美味しくて太るぐらいなら、タバコを吸ってスリムでいたい」と。
でもこれも間違いで、喫煙していても太るときは太ります。
タバコには食欲を抑える効果があるらしいですが、だからと言ってタバコだけで痩せるわけではありません。
むしろ喫煙者には肥満が多いというデータがあるとか。(ソースは忘れましたが、喫煙所には太ったおじさん・おばさんが多い気がします)
まぁ私は素人なので専門的なことは何も言えませんが、「太りたくないからタバコを吸う」はあまり合理的ではないなと。
タバコがなくなると食べる量が増えるのは分かるんですけどね。
ただ「禁煙して食事が美味しくなるはウソ」と知っているだけで、対処はできるのかなと。
今日の主張は以上ですm(_ _)m