教団Xを読みました。
核心に迫るネタバレなしで、ざっくり感想を書いてみます。
読むきっかけ
アメトーークの読書芸人で紹介されていました。
ピースの又吉さんとオードリー若林さんが絶賛。
あと、著者の中村文則さんが愛知県出身ということで興味を持ちました。
ざっくり感想
最初は「読みづらいな」と。
文章は三人称で書かれています。
人物がどんどん登場してそれぞれの視点で話が進むので、全体像が掴みづらいです。
私は相関図というか人物名と特徴をメモしながら読みました。
読みづらさでいうと、途中途中で出てくる「教祖の奇妙な話」。
かなり理屈っぽく書かれているので、ここで離脱する人もいるんだろうなと。
あと性描写が多いですね。
暴力的な描写もあります。
カルト×性描写×血なまぐささ が揃っているので、村上春樹さんの1Q84を思い出しました。
*
最初は読みづらいですが、点だった物語が徐々に繋がって線になります。
「おーそういうことか!」と。
展開が読めない上に結末も想像できないところが面白かったです。
これぞ小説の醍醐味といったところですね。
結末についての感想は控えますが、「あー小説を読んだ!」という満足感はありました。
気になる方はぜひ読んでみてください~!
編集後記
私の書評記事は、読んだ直後に書いています。
本当はすぐにネットのレビューを読み漁りたいのですが、他の人の意見に影響されそうなので(^_^;)
よし。ブログを投稿したので、書評やレビューを読みまくるか。
何か気付きがあれば追記していきます。
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