ミスミソウという漫画を読んだ。
1行であらすじを書くとこんな感じ↓
田舎町で壮絶なイジメに遭った少女の復讐劇
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可愛い絵柄ときれいなタイトルに騙されてはいけない。
暗い。怖い。グロい。
吉野家もびっくりの形容詞3連発。
以下、ネタバレ含みます。
(Kindle Unlimitedなら無料で読めますので、気になった方はぜひ)
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いわゆるスプラッターものだ。
少女がイジメの加害者たちをキルしまくる。
社会的に精神的にではなく、本当に命を奪うというとんでもない内容。
読んでて楽しい漫画ではないが、なぜか引き込まれる魅力がある。
俺はグロい漫画が大嫌いだが、ついつい最後まで読んでしまった。
田舎の陰鬱さ、中学生特有の暴力性が共感できる。
やりすぎ感は否めないが、これに近いことはけっこうあるのでは。
そこそこ田舎出身の俺ですらそう思うのだから、現実にこういうことは起きてるのだと思う。
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キルする手際が良すぎてツッコミたくなる。
中学生の女の子があんな簡単に刃物を扱えるのかね。
と、それを言ったらあらゆるフィクションを否定することになるか。
にしても、完璧な殺戮マシーンではなくもっと人間味があってもよかったかなとは思う。
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それにしてもスプラッターものって誰得なの?
怖いもの見たさ?
それとも爽快感?
漫画は漫画でグロいし、映画は映画でエグいし。
何が面白いのかよく分からん。
唯一見たのは映画「悪の教典」。
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これは面白かったな。
貴志祐介は怖いけど面白い。
伊藤英明さんのハジけっぷりが良かった。
俺もスプラッターに目覚めるかもしれない。いや、ないか。