仕事終わりの一服

ひとりごと

4月1日が終わった。本気で仕事をしたのはいつ以来だろう。

言い方は悪いけど、最近は手を抜いて仕事をしている。

実務をバリバリやるというより、管理する側に回っていたからだ。

管理者である自分に酔っていた。

だが年度始まりで繁忙だったので、久しぶりに実務をやった。

現場の最前線に立ったんだ。

怖かった。

仕事ってこんなに怖いものだったっけ?

ヒリヒリする。

よく分からない不安がつきまとう。

不安で仕方ないけどとにかくやるしかない。

できることを1つ1つ潰していこう。

すると達成感を得られる。

この感覚、久しぶりだ。

時間がきた。

今日の仕事はここで終了だ。

心地よい疲労感。それに今日は金曜日。

年度の始まりということで街の空気もどこか新鮮だ。

高揚している。

ものすごくビールが飲みたい。

いや、ビールよりタバコがほしい。

何年か前にやめたタバコ。

俺の体をボロボロにしたタバコ。

めちゃくちゃ吸いたい。

一仕事終えた後の1本は格別だろうな。

セブンスターを思いっきり吸い込みたい。

そしてむせる。

それでいい。

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