3行しか書けない人のための文章教室 / 前田安正
参考になったので感想を書いてみた。
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最近思うのは「いい文章が書きたい」ということ。俺は名もないブロガーだが、ブログを書いてるうちにもっと良くしたいという欲が出てきた。
なぜいい文章を書きたいのか?人に喜んでもらえるから?誰かに読まれると嬉しいのはもちろんだが、それよりも自分のためというのが大きい。自分が考えたことや思ったことを文字にするのはかなり難しい。「もっと上手に伝えたいのに!」という葛藤が常にある。それを少しでも減らしていきたいなと。
本書は「文章を上手に書く」本ではない。タイトル通り、「3行しか書けない人」が400字書くためのハウツー本だ。かなり分かりやすく説明されているので、コツさえ掴めば誰でも書けるようになりそう。ネタバレになるので本書のテクニックについては割愛するが、基本的な思想は「読者のため」ということだ。
本書に限らず文章のハウツー本というのは基本的に読者ファーストである。自分だけが分かればいいならどんな文章でもいいわけで。例えば以下のような日記。
1/29 あいつのせいで嫌な思いをした。
読んだ人は「?」である。本人しか分からない文章だ。これを分かりやすい文章にするなら、
・あいつは誰?どういう関係?
・嫌な思いとは具体的に何?
ということを肉付けしていくことになる。
本書にはこのようなテクニックがたくさん書かれているので、長文が書けないという方はぜひ読んでみてください。
ではでは!よわよわ!