お祈りメールがきてもホッとしてしまう

エッセイ

今の会社をどうしても辞めたい。

その気持ちに嘘はないんだけど、いざ辞めるとなるとそれはそれで勇気がいる。

次の転職先が最高で入社をためらう要素が一切ないなら迷わないけど、そんなことはそうそうありえない。

転職先と現在の職場を天秤にかけることになる。

これがなかなかしんどいというか。

無職のときに転職活動をしていたら即決できるのに。

私は定期的に転職活動をしている。

求人サイトを見て、良さそうな会社があれば応募する。

たまに書類審査を通過して面接へ。

が、この時点で面倒くさくなってくる。

「書類通っちゃったよ。辞退しようかな…」

さらに面接は平日が多いので、有給を取らなければならないというハードルもある。

「どうせ有給取るなら昼間からビール飲みたいなー」

と、休日をエンジョイする思考になってしまう。

とりあえず面接には行く。

オンラインではなく現地。

実際に職場に行って面接をしてみて、こう思う。

「うん。転職先としては申し分ない。ぜひここで働きたい!」

転職することを強く決意。

新しい環境に期待が膨らむ。

だが結果は不採用。お祈りメールが届く。

めちゃくちゃつらい。

はずなのに、ホッとしている自分がいる。

「ここで不採用が出たのも運命だなー」なんて楽観的なことを思ってしまう。

もし無職のときに不採用メールがきたら1週間引きずるレベルなのに。

この記事を読んだ方は「それなら今の会社にいればいいのでは?」と思うかもしれない。

でも辞めたい。真剣に辞めたい。

結局、覚悟が足りないのだ。

現状維持を選んでしまう。

茹でガエル状態になっていると分かっているのに抜け出せない。

このまま緩やかに死んでいくのか。。