付き合う人や周囲の環境は大事ですが、過剰に影響されたり反応しないようにしましょう。
周りが優秀な人ばかりだったり、その逆の場合でも、その環境で何を考えどう行動するかは自分次第です。
賢い人ばかりの環境
職場には賢くて仕事ができる人ばかりいます。
そのときに何を思いますか?
ポジティブ
「自分もこの人たちみたいになりたい!」と考えて自身の成長へと繋げます。
仕事のできる人が近くにいる環境はとてもありがたいことです。
その人に直接何かを教えてもらわなくても、発言を聞いたり、完成した資料を見るだけでも勉強になります。
周りが優秀な人ばかりだと”相対的に”自分がダメな人のように思えますが、確実に成長します。
ネガティブ
「自分はなんてダメなんだ」と考えて自信をなくします。
仕事への気力を失ったり、ひどいときには心を病むかもしれません。
相対的とはいえ“ダメな自分”を受け入れるのはしんどいです。
そんな環境でも腐らずに一生懸命やりましょう。
ただし、あまりに優秀な人を見たときに、「これは一生かかっても追いつけない」と自分の限界を知ってしまうことがあります。
この場合、鶏口牛後という故事があるように環境を変えるのもアリかなと思います。
大企業の係長で終わるより中小企業の部長になった方が、やりがいも年収も上がる可能性があります。
無能な人ばかりの環境
職場には無能な人ばかりいます。
同僚を”無能”というのは傲慢な感じがしますが、例えば下記のような人ばかりが職場にいたらどうでしょうか。
・仕事が遅い人
・仕事が雑な人
・理解力がない人
・身だしなみが汚い人
・敬語が使えない人
・社会常識がない人
・基礎学力がない人
ポジティブ
「自分が会社を引っ張っていくんだ!」と考えて自分の成長に繋げます。
人は周りに優秀な人がいると頼ってしまいます。
例えば、重い荷物を2人で運ぶのと10人で運ぶ場合とでは力の入れ方が変わります。
仕事ができる人ばかりの集団にいたら手を抜いてしまいますが、周りが頼りにならない場合は自分でやるしかありません。
なので、もし周りが無能だと感じるならそれは成長するための最適な環境と言えます。
ポジティブ その2
「反面教師にしよう」と考えて、自分がそうならないようにします。
他の人の失敗やダメなところは回避して自分の能力を高めます。
ネガティブ
「こんな無能な集団にいていいのだろうか?」と考えます。
でも少し考えたら分かりますが、その無能な集団がいる会社に入社したのは自分自身です。
外から見たら自分もその一員であるということを棚に上げて、周囲を批判しても何も始まりません。
どうしても耐えられない状態ならさっさと退職しましょう。
判断基準は自分
そもそも自分の基準だけで周囲を優秀・無能に分けるなんて視野が狭いです。
これは私の経験上ですが、周囲を評価する人はかなりの確率で自己評価が高いです。
「あいつらマジ使えない」と言ってる人も、別にそこまで大したことなかったりします。
本当に出来る人は他人の行動に口出ししません。
文句を言ったり評価したがるのは暇人がやることです。
そんな暇があるなら自分のやるべきことをやりましょう。