出世は不公平

ビジネス

出世は不公平ですので嘆いても仕方ありません。

自分の努力で変えられることとそうでないことがあるので、できることをやるしかないです。

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出世の順番

仕事ができる人から順番に出世するとは限りません。

営業成績1位より2位の方が先に昇進する場合があります。

それは将来の期待を込めた抜擢なのか経営層のお気に入りだからなのか、理由は色々とあると思いますが完全成果主義でない限り必ず人間の感情が入ります。

人間の感情に平等性はありません。

 

例えば好きな女性がいたとして、猛烈にアプローチしても全然相手にされずその女性は違う男性と付き合うことになったとします。

「俺はアイツより勉強できるし運動もできる。誰よりも彼女のことを想ってるのに」

と嘆くのと同じです。

仕事の場合、恋愛ほど極端じゃないにしても同様のことは起こります。

「俺は会社のことが好きだし数字でも貢献しているのに、なぜ中途入社のあんな愛社精神もないやつが出世するんだ!」

 

出世も恋愛も相手が決めることなので自分でできることには限界があります。

評価制度がある

人事考課や目標設定などをやっている会社はたくさんありますが、ぶっちゃけ出世には関係ないと思います。

関係ないは言い過ぎかもしれませんが、どんな評価が出ていようが決裁者の考え次第で簡単に覆ります。

 

例.昇進するのは1人
甲さん 評価A
乙さん 評価B

評価は甲さんが上ですが、決裁者である社長に次のような報告がありました。

「甲さんは他部署と仲が悪いと聞いている」
「甲さんは管理職には向かなさそう」
「乙さんは部署内で慕われている」
「乙さんがトップになれば今の部署の空気を変えてくれそうだ」

結果、乙さんが昇進しました。

甲さんからしたら「俺の方が成績が良いのになぜだ!」となるでしょう。

印象や将来性といった目に見えない要因は、不公平に見える可能性があります。

それでも、所詮は会社員なので受け入れるしかありません。

じゃあ感情で決まらないように「人間性」も評価基準にすればいいという意見があるかもしれませんが、それこそ主観が入ります。数値化できません。

小学生の通知表に「積極性」「協調性」なんて項目がありましたが、あれも先生の主観ですよね。

指導要領に評価の目安が書いてあったとしても、その先生が積極的に見えたと判断すれば積極的という評価がつきます。

環境

昇進しにくい部署があります。

例.各部署から1人ずつ昇進
甲さん 所属:1課 評価A 
乙さん 所属:1課 評価A 
丙さん 所属:2課 評価B 

評価で言えば甲さんと乙さんがツートップですが、部署の縛りがあるので甲さんと丙さんが昇進しました。

乙さんは「なんで丙さんが昇進して俺はそのままなんだ」と思うかもしれません。

乙さんを2課に異動という対応も考えられますが、部署の環境や人間関係によっては異動なしの場合があります。

このように部署が違えば単純に比較はできなくなります。

 

例.どちらが能力高い?
Xさん 人事部人事課 主任 社歴10年(プロパー)
Yさん 広報部採用課 課長 社歴2年(中途入社)

どちらも採用に関する業務をしており、Xさんの方が社内の知識や交友範囲も広いです。

ですが、組織の役割や方向性が異なるため中途入社で経験のあるYさんが課長になっています。

これを不公平と感じるかどうか?いかがでしょうか。

不公平をどう捉えるか

私は今までこういったケースを何度も見てきました。

年功序列の会社でさえ、役員などのポジションには限りがあるのでどこかで差が生まれます。

では、自分の出世が遅れた場合にどう考えるのか。

「こんな意味分からん評価をする会社には不信感しかない」

とやる気をなくして会社を辞めてしまうのか。

「同期や後輩に先を越されたけどこの会社で頑張る」

と考えて一生懸命に仕事に励むのか。

どちらが正解は分かりませんが、客観的に自分を見て冷静な対応をしましょう。

まぁ何か起きたときに人や環境のせいにする人はどこに行っても成功しないでしょうけど。

余談

人事に納得がいかなくて会社を辞めた人を知っています。

でも私から言わせれば、その人は自己評価が高かったと思います。

結局、会社に合うか合わないかの話になる気がします。

自分の実力以上に評価してくれる会社
自分の実力以下の評価しかしない会社

後者でどれだけ吠えても相手にされないでしょう。

自分を評価してくれる会社にいるのは幸せなことかもしれません。

余談その2

日経新聞では企業の社長の経歴を紹介するコラムがよく載っていますが、これがなかなか面白い。

「40歳のとき、地方の部署に配属された」
「新設部署の立ち上げのため10年間、本社から離れた」
「同期が役員になったとき、自分は部長だった」

 

大企業の社長にはこういう職歴の人がけっこういます。

そのときは納得いかないような人事でも終わってみるまで分かりません。

腐らずに仕事に取り組みましょう!