仕事を自分の問題として捉えることを自責というのに対して、
他者の責任することを他責と言います。字のまんまですね。
「それ私の仕事じゃないので」
「それって○○部(他部署)がやることでは?」
こういった発言はやめましょう。思っても心の中にしまっておきましょう。
本記事では他責発言の原因やデメリットについて考えてみました。
頑張っても評価されない
他責発言を誰もしない職場があります。
みんな率先して、「それは私の責任です!」まではいかないにしても、
自分事として問題解決に取り組む人が多い職場です。
逆に、みんながみんな「それ私じゃない」という職場もあります。
それは個人が悪いのではなく、会社に問題があるのかもしれません。
・黙っているとどんどん仕事を押し付けられる
・ゴネればツラい仕事を回避できる
もしこういう会社にいたら、
「わたしの仕事じゃないので」と言った方が得かもしれません。
やってもやらなくても給料は一緒ですし、やるだけ損な気持ちになります。
正当に評価される仕組みがあればいいかもしれませんが、それは理想論です。
なぜなら、こういう頑張りってなかなか見えづらいからです。
部長クラスが、係長以下の社員を把握するのは難しいです。
「最近○○さんは頑張っている」という声が伝わりやすい職場であれば、
部長の耳に届いて評価されるかもしれませんが、誰も声を上げなかったり、
部長が部下に関心を持っていない状況だと頑張りが評価されません。
他の人の仕事をやってるから残業が増えているのに、
「あいつは仕事が遅い」なんて評価になったらたまったものじゃない。
それなら「自分のことだけやって、定時で帰った方がいい」
という発想になるのも無理はないかなと思います。
他責は失うものが多い
「それは私の仕事ではありません」はハッキリ言って愚策です。
そのことに気付かずに言っていたら問題です。
「何でもハイハイ言って仕事が増えるなんて馬鹿じゃない?」
と思うかもしれませんが、実は失うものが多いです。
・自分以外の誰かの負担が増え、その人から反感を買う
・自分の能力が向上しない
・会社からの評価が下がる
逆に、率先して仕事を引き受ける人はどうでしょうか。
・自身のスキル向上
・会社からの信頼アップ
・社内人脈の確保
・業務時間が増えて、残業代もらえる(かも)
自分自身のスキルアップになります。
一般的なスキルが身に付かないとしても、社内での知識は間違いなく増えます。
同じ会社にいても他の社員が何をしてるか知らないという場合もあるので、
仕事の幅を広げる意味ではけっこう大事かなと思います。
あと、仕事を引き受けてくれる人ってめちゃくちゃ助かります。
上司の立場からすると、出来ない人にわざわざ仕事を依頼しません。
ある程度評価しているから仕事を依頼するのに、
それを「私の仕事じゃない」と言ってしまうと、一気に評価は下がります。
以前、こんな記事↓を書きましたが、何でも屋さんになった方が会社からは評価されますよ。
結論
「それ私の仕事じゃない」は心の中で思うだけならいいかなと思います。
何でもかんでも自分のせいだと思っていたらメンタルがやられますので、
「んなもん知るかよ」ぐらいの他責はあってもいいでしょう。
ただ、口に出した瞬間「責任感のない人」と思われる可能性が高いです。
もし「どう考えても、俺の仕事じゃねーわ!」と本気で思う場面がきたら、
「わたしの仕事じゃない」とは言わずに、言い方を変えましょう。
「その件は○○部が××の技術を活かせるので、○○部の方が適任ではないでしょうか?」
とか。
これなら相手も嫌な気持ちにはならないはずです。
「それ私の仕事じゃないので」の場合、
「はぁ?いいからやれ」のデッドエンドもありえます。
「それ私の仕事じゃないので」は口に出さず、心の中にしまっておきましょう。
最後に(筆者のぼやき)
そもそも”私の仕事”って何でしょう?
経営者でもない一従業員が仕事の線引きをしたところで意味ないよ。
例えば、経理部の人が「飛び込み営業してこい」と言われたら、
「私の仕事じゃない」と言ってもいいかもしれません。
ただ、実はその背景には、
「経理はシステム化したから人員が余剰なんだ。だから営業してこい」
という理由があったとしたら、「私の仕事じゃない」とは言えないですよね。
ちゃんと理由を説明してくれればいいですが、
経営者の考えが一般社員に降りてこない場合もあります。
そこは素直に従った方がいいかなと。
・・・所詮は雇われている会社員だね。