転職してよかったこと・悪かったこと
当たり前ですが両方あります。
完璧な職場は存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
(村上春樹さんの言葉をパクりました)
転職のメリットデメリットについては検索すればゴマンと出てくるので、「転職した失ったもの」について書きます。
①お金
新卒で入社した会社から別業種・別職種への転職しました。
初心者歓迎の求人だったので、安い給料でのスタート。
手取り額が減ったことも痛いですが、福利厚生や各種手当がなくなったことが大きかったです。
正直、転職するまではお金についての知識は皆無で、定年まで働けば不自由なく暮らせるものだと思っていました。
いわゆるレールに乗るってやつですね。
実際、最初の会社を辞めるまではどんどん貯金額が増えていくし、少しぐらい手取り減ってもいいわーぐらいに考えていました。
ところが、現実は違いました。
手取りで数万円減るだけなら大したことないですが、住宅手当・交通費・食事補助・家族手当・持ち株会などなど、パッと見で分からない減収がたくさんありました。
減収だけでなく、労働時間も減ったので(以前は深夜残業や休日出勤をしていた)、その分遊ぶ時間が増え、支出も増えました。
当たり前ですがお金って大事ですね。
②人
会社を辞めるともう会えない人が出てきます。
「辞めても会えばいいのでは?」ではなく、「この人と一緒に仕事してみたかった」などです。
他部署のエースや経営層など、直接関わることが少なかったけど、ひそかに憧れていた人。
そういう人と会えなくなるのは損です。
あと、同期を失うのもツラいです。
新卒で入社した会社の同期は一生に一度です。
第二新卒も新卒と同じ扱いをされる場合もありますが、やっぱりちょっと違う。
社内の人だけでなく取引先の人を失うのも悲しいです。
特に大手から中小に行くと実感します。
最初にいた会社では総合商社4社ぐらいと仕事をしていましたが、自分に会社の名前がなくなると、その人脈は絶たれましたね。
会社の名前と個人の存在価値は違うので何とも言えませんが、利用できるものはした方が得かな。
③機会損失
・社員旅行が海外
・社内イベントにタレントがくる
・忘年会は高級ホテルの披露宴会場
私はミーハーなので、こういうことが嬉しくて。
会社のお金で美味しいものが食べれたり、著名人に会えるのは得した気がしますね。
未練はあるけど後悔はない
失ったものを3つ紹介しました。
結論、未練はありますが後悔はないですね。
お金はこれから稼げばいいだけです。
変な話、宝くじで3億円手に入れたら、生涯賃金を一瞬で手に入れることになりますので、
いくらでも取り返すことができます。
“人”については悲しいですが、そのおかげで新たなに出会った人がいます。
出会いと別れなんて学校を卒業する度に経験しているので、そこまで悲観的にはならないですね。
機会損失はまぁオマケみたいなものなので割愛します。
最後に
私の場合は転職して失ったものは3つだけでしたが、人によって変わると思います。
たとえば社会的地位や信用など、私の場合は全く関係なかったですが、転職することにより失う人もいるかもしれません。
それでも転職する価値はあるのか?意味はあるのか?
しっかり考えて決断してください。